
何もしたくないとき、
山積みの家事を前にして、
ただ立ち尽くしてしまうことがあります。
将来のために始めたはずの勉強が、
手につかないこともあるかもしれません。
やったほうがいいことは分かっているのに、
動こうとすると、内側のどこかが止まる。
そんなとき、
「怠けているのかな」と不安になることがあります。
でも、その動けなさは、
心や体が「いったん止まりたい」と
伝えているのかもしれません。
何もしたくないとき、心と体では何が起きている?
これまでのあなたは、
「止まりたい」という声よりも、
「やらなければ」という声を
優先してきたのかもしれません。
疲れたら眠くなるように、
私たちの体には
自然にブレーキがかかる働きがあります。
不慣れなことをした日。
緊張が続いたあと。
家に帰って、
「あー、疲れた」と
ソファーで休みたくなることがあります。
そう、体はちゃんと
休むことを知っています。
休んで、回復したら、
また自然に動き始める。
それと同じように、
今、何もしたくないときは、
休むタイミングが来ているのかもしれません。
そう受け取ってみると、
動けない自分への見え方も
少し変わってきます。
休みたいのに、休むことにも力が入ってしまう
ただ、まじめに生きてきたからこそ、
休むことに落ち着かなさが混じることがあります。
何もしていないと、
置いていかれる気がする。
休んでいる時間が、
無駄に思えてしまう。
ちゃんとしていない自分を、
どこかで責めてしまう。
それは、考え方の問題というより、
これまでの生き方に
心と体が慣れているからかもしれません。
ずっと動き続けてきた人にとって、
止まることは、
思う以上に落ち着かないものです。
休みたいのに休めない。
そのこと自体が焦りになって、
かえって苦しくなることもあります。
けれど、
休むことに慣れていないだけなんだなと気づくと、
少し力が抜けていきます。
「休んでもいい」
そう思えたとき、
心と体はようやく安心し始めます。
何もしていないように見える時間にも、内側では動いている
実際、心と体がゆるんでいるとき、
言葉にならない疲れや感情は、
少しずつほどけていきます。
眠っているあいだに体が整っていくように、
休む時間の中でも、
内側では必要なことが進んでいます。
何もしていないようで、
何も起きていないわけではない。
そう思えるだけでも、
止まっている時間の見え方は
少し変わるかもしれません。
何もしたくないときは、小さな安心から始める
休むことに慣れていないなら、
日常の中で
安心につながる小さなことを
始めてみるのもよいかもしれません。
深く息を吐く。
温かい飲みものを飲む。
体にやさしく触れてみる。
自然の中で過ごしてみる。
気負わず、
できそうなことをやっていくうちに、
張りつめていた心が
ふっとゆるむことがあります。
気づいたら、少し呼吸が深くなっていた。
前より肩の力が抜けていた。
そんな小さな変化が、
休みたいときに休める感覚を、
少しずつ思い出させてくれます。
まとめ
何もしたくないときは、
自分を責めるより先に、
心と体が何を伝えているのかを
見てみることが大切です。
動けないことにも、
ちゃんと理由があるのかもしれません。
無理に前へ進めようとしなくても、
休めるときに休むことが、
次の流れにつながっていくことがあります。
Natural Flowでは、
こうした心と体の声に
静かに気づいていく時間を大切にしています。
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