すでに幸せである私として生きる方法

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「もっと〇〇できるようにならなきゃ」
「まだ十分じゃない」
「このままでは不安」

ふと気づくと、こんな言葉が
頭の中をぐるぐるしていませんか。

その奥にあるのは、
「今の自分は足りない」という思い。

不足感があると、
それを隠そうと頑張って、
なんとか埋めようとしてしまいます。

たとえば、
仕事で成果を出して認められると
「できている私」を感じてほっとする。

でも安心は長く続かず、
すぐに「できているのかな?」と不安に。
ミスを恐れて体がこわばる……。

不足感をベースにしていると
人生は「幸せじゃない私」という設定で
動き続けてしまうのです。

目次

「すでに幸せ」という視点に立つ

気づくと私たちは、
「幸せになること」をゴールにして
生きてしまいがちです。

でも幸せは、
どこか遠くに用意されている未来ではなく、
すでに、ここにあるもの。

「え? 今の私が幸せなの?」
「全然幸せじゃないよ」

そう感じることもあるでしょう。

でも、ほんの少し視点を変えて
「すでに幸せ」という前提で
世界を見てみたらどうでしょうか。

すると、これまで見えていなかった
温かい出来事に気づくようになります。

たとえば、
会社からお給料をもらえたから生活できた、
親が支えてくれたから学校に通えた、
誰かの優しい言葉に救われた──。

これらは偶然ではなく、
目に見えない大きな流れの中で
起こっていた出来事かもしれません。

そう思うと、
これまで受け取ってきたすべてが
宇宙の計らいによるギフトだったのだと感じ、
胸が熱くなります。

わたしたちは、
どれほどの愛に包まれて
生きてきたのでしょうか。

そのことに気づいた瞬間、
「本当にありがたいな」と
自然に感謝があふれてくるのです。

幸せは「なるもの」じゃなく「在るもの」

「幸せになろう」としている限り、
幸せはいつまでも
“どこか外側にあるもの”のままです。

でも本当は、
幸せは「なるもの」ではなく
「在るもの」。

空気のように、
もともとここに満ちているのです。

その幸せに気づくために必要なのは、
新しいものを足すことではなく、
これまで握りしめてきた物語を
静かに手放していくこと。

「幸せじゃない私」という
物語を終わらせると、
心がふっと緩み、
世界がやさしく見えてきます。

幸せは、未来に待っているものではなく、
今この瞬間、
あなたの内側から静かに立ち上がるもの。

その事実にふと気づいたとき、
ハートは自然に満ちていきます。
そして、もともとあった幸せが
あなたの世界に広がりはじめるのです。

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