
罪悪感を超えて目覚める
──共感力の高いあなたが、集合意識のマトリックスから自由になるとき
ふとした時に押し寄せる、
理由のわからない罪悪感や、胸の奥の苦しさ。
人に対して何かしたわけじゃないのに、
「私が悪かったのかもしれない」と感じてしまう。
もしかしたら、
あなたもそんな重さを抱えながら生きていませんか?
わたし自身も、長い間
「申し訳ない気持ち」や「自分を責めるクセ」と共にありました。
「なぜいつも自分を責めるところに
着地してしまうんだろう」と悩んでいましたが
ある時、それは、個人の意識の領域から
やってくるものだけではないことに
気づきました。
罪悪感は「愛」から生まれる感情
まずはひとつ、大切な視点を。
罪悪感は、あなたの中にやさしさや思いやりがある証です。
「人を大切にしたい」
「傷つけたくない」
「もっとできたはず…」
そんな愛の気持ちがあるからこそ、
私たちは「ごめんね」と思うのです。
罪悪感は悪ではありません。
むしろ、それが出てきた時こそ、
自分の奥にあるやさしさに気づけるチャンスなのです。
HSPや共感力の高い人が、罪悪感を抱えやすい理由
特に、感受性が高く共感力に優れた人は、
他人の感情を「自分のもの」のように感じてしまう傾向があります。
- 相手の怒りや悲しみに自分が反応してしまう
- 空間の空気に敏感で、なんとなく重くなる
- 相手の不機嫌を「自分のせい」と感じてしまう
こうした反応は、
エネルギーの境界線があいまいであることが関係しています。
だからこそ、罪悪感のような“重い感情”を、
無意識に受け取ってしまいやすいのです。
見えない鎖がほどけるとき
でも、あるとき、
この重い感覚は集合意識から
やってきていることに気づきました。
- 家系に残された「語られなかった悲しみ」
- 社会に埋もれた「許されない感情」
- 時代の中で抱えきれなかった「傷と抑圧」
それに気づいたとき、
それまで私を縛っていた“見えない鎖”がほどけるような感覚がありました。
あなたは、集合意識を通り抜ける“道”である
HSPや繊細な魂を持つ人たちは、
この「重さ」に気づける人。
そして、そこに光を通す存在でもあります。
だから、苦しかったのはあなたが弱いからじゃない。
それだけ“深く受け取れる器”があったからこそ、感じ取れたのです。
でも、本来あなたは「受け取ってしまう人」ではなく、
“通り抜けていく”存在です。
罪悪感を抱えたまま止まるのではなく、
そこに気づき、愛でほどき、流していくこと。
それが、あなたの魂の仕事なのかもしれません。
罪悪感を超えるとき、集合意識のマトリックスから抜けていく
罪悪感を“自分のもの”と信じている限り、
わたしたちは集合意識のマトリックスにとどまっています。
でも、「これはもう、私が背負うべきものではない」と気づいたとき、
そこから静かに抜け出すことができるのです。
これは、魂の目覚めのはじまり。
集合的な“思い込み”や“犠牲のループ”から解放されて、
「自由に在る」という新しい領域へと移行していくプロセスです。
最後に──あなたのそのやさしさは、未来を照らす光
あなたがもし今、
理由のわからない罪悪感や重さを感じているとしたら──
それは、あなたの魂が
集合意識の古い記憶に気づき、
解放しようとしている証かもしれません。
どうか、責めないであげてください。
あなたがその感情を超えることが、
あなた自身を自由にするだけでなく、
同じように感じている誰かの希望の光になるのです。
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