
場を整える魂とは?
「場を整える魂」とは、存在そのものが
“空間や人間関係に調和をもたらす”役割を持つ魂のことです。
特別な言葉を使わなくても、
何かをしようとしなくても、
その人がそこに“在る”だけで、場が静かに整っていく──
そんな不思議な力を自然に放っている存在です。
- 誰かがピリピリしていると、自分が静かになろうとする
- 空気がざわついていると、無意識に場をやわらげようとしてしまう
- でも、自分では「なんで私ばかり?」と、疲れやすさを感じてしまう
このような傾向を持つ方は、
無意識に「場のバランスを整える存在」として
生きていることが多いのです。
整えることをやめたとき、整いが始まる
けれど、こうした“整える力”を持つ魂が、
最も本質的な力を発揮できるのは──
整えようとするのをやめて、
ただ「自分が自分として、心地よく在るとき」。
実はその在り方には、
宇宙全体のエネルギー構造が関係しています。
この世界は、偏りがある場所に
自然と中庸の働きが流れ込み、
全体の調和を取り戻そうとする性質を持っています。
あなたの魂が、
「何もしていないのにいてくれるだけで落ち着く」
と言われる理由。
それはあなたが、
“ゼロポイント”のような意識を放っている存在
だからなのかもしれません。
ゼロポイントとは、「中心に在る意識」
宇宙には、すべてが調和する“中庸の地点”があります。
それが、ゼロポイント(中心点)。
- プラスとマイナス
- 動と静
- 光と闇
そのすべてが重なり合う“ゼロ”の地点には、
何かをコントロールしようとする力はありません。
ただ、完全な静けさと満ちたエネルギーが在るだけ。
存在そのもので響くとき、場は自然に整う
場を整える魂が最も力を発揮するのは、
「何かをしよう」としていないときです。
- 静けさの中にいると、誰かの呼吸が深まる
- 安心していると、周りの緊張がほぐれる
- 自分が整っていると、空間が穏やかに変わっていく
それは、“ゼロポイントとして在る”という生き方。
あなたが中心に戻っていれば、
周囲も自然に、元の調和へと引き寄せられていくのです。
カタカムナが教える「ナカイマ」の意識
古代の言霊・カタカムナには、
このゼロポイントに通じる言葉があります。
それが「ナカイマ」──
「中心に在る、今ここに在る」という意識。
そこには「整えよう」とする意図さえなく、
ただ“調和された意識”としての在り方があるのみ。
それが、場に響き、現実に働いていきます。
あなたの魂は、最初から調和だった
あなたが疲れてしまうのは、
「整えよう」と頑張ってきたからかもしれません。
でも本当は──
あなたの在り方そのものが、すでに整えていたのです。
- あなたが静けさを取り戻すとき
- 自分に心地よく在るとき
- 無理せず、自然体でいるとき
あなたの魂は、ゼロポイントとして光を放ちはじめます。
さいごに
あなたの存在は、
何かをするためのものではありません。
そのままのあなたで在ることが、最大のギフト。
これからは、「整える」ではなく
“整っていること”に戻る時間を、大切にしてみてくださいね。
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