
なぜ私は“整えてしまう”のか?
──場を整える魂の仕組みと、自己犠牲の罠
あなたは、こんなふうに感じたことはありませんか?
- 自分ばかりが空気を読んでしまう
- 感情的な人のそばにいると、勝手に気を使ってしまう
- 怒っている人を見ると、自分が悪いような気がする
- なぜか「その場を保つ」役回りになることが多い
でもそれは、性格の問題ではないかもしれません。
むしろそれは、あなたの魂の深い部分にある、
“場を整える働き”が自然に作用しているのかもしれません。
場を整える魂の仕組み
このタイプの魂は、空間や人間関係の“波”を、
無意識レベルで感じ取り、共鳴し、
調整しようとする性質を持っています。
- 空気が乱れていると、心身が不安定になる
- 無言の圧を受け取ってしまう
- 「なぜか私が間に入る」ことが起こる
これは、調和を生み出す周波数を持った魂の特性です。
でもそれが無意識で起こっていると、
苦しさや疲れだけが残ってしまいます。
“整える”が“犠牲”にすり替わるとき
場を整える魂は、周囲のエネルギーに敏感であるがゆえに、
次のような落とし穴に入りやすくなります:
- 自分の感情を抑えて、周りを優先してしまう
- 空気を読みすぎて「本音がわからなくなる」
- いつも“いい人”でいなければと思ってしまう
これらはすべて、本来のギフトが
「自己犠牲」にすり替わっている状態。
場を整えるという働きは、
まず自分が調和していることが前提。
にもかかわらず、
「人のため」「場のため」に意識が向きすぎると、
どんどん疲弊して、
自分の中心がわからなくなっていきます。
「整えようとしない」ことが整えること
ここで大切なのは、
整えることをやめるのではなく、
「自分を整えることを最優先」にすること。
自分が静けさの中にいれば、
何も“しなくても”、空間が整っていく。
このとき、あなたの魂の本来の働き──
“存在するだけで場が整う”というギフトが
発揮されていきます。
最後に
「自分ばかりが気を使ってしまう」
「疲れるのは、私が弱いからだ」
そう思っていた背景に、
あなたの魂の“調和を生み出す力”
があったとしたらどうでしょうか?
気づかなかっただけで、
あなたはずっと場を整えていた存在
だったのかもしれません。
「わたしが何とかしなきゃ」と思ってしまうあなたへ。
もしかしたらその衝動の奥には、“場を整える魂”としての役割が眠っているのかもしれません。
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