感じる「わたし」を整える4つの鍵


今日は、「感情・感覚・エネルギー・プラーナ」の違いと、
それらが“魂の声”としてどんなふうに私たちに働きかけているのかについて、
やさしくお届けしたいと思います。


感情は「心の反応」

感情とは、何かを体験したときに生まれる
“心のリアクション”です。

怒り、悲しみ、寂しさ、不安、喜びなど…
それは過去の記憶や無意識の条件づけによって
自然に湧いてきます。

感情は「悪いもの」ではなく、 私たちが今、
何にズレているのか、どこに傷があるのか、
そしてどこに“本当の愛”があるのかを
教えてくれるサインです。

感情は、魂が「今ここ」を知らせてくれる
メッセンジャー。


感覚は「身体の声」

感覚はもっと原始的で、
思考を介さずに身体が教えてくれる
“いま”のリアリティです。

冷たい、あたたかい、締めつけられる、
ふわっと緩む… そんな微細な感覚は、
魂が“今ここ”にいるための大切なナビゲーション。

「胸がつまる感じ」は、
ハートが閉じているサインかもしれません。

「お腹がじんわり温かい」のは、
安心感やグラウンディングかもしれません。

感覚は、魂が“今ここ”に宿るための
ガイドです。


エネルギーは「流れと質感」

エネルギーは、言葉にならないけれど、
確かにそこにある“全体的な響き”です。

ざわつく、重い、軽やか、温かい、
透明、停滞している感じ…

それは、自分自身の中にあるものでもあり、
場のエネルギー、人との関係性にも
流れているものでもあります。

エネルギーは、魂が世界に放っている
“響き”そのもの。


プラーナは「いのちの流れ」

プラーナとは、
東洋の言葉で“生命エネルギー”のこと。

呼吸、光、風、自然の音、食物、
あらゆるものの奥に宿る、
この世界に存在するすべてを
生かしているエッセンスです。

特に、深くリラックスしているとき、
「いま、自分の内側が流れている」
「ただ在ることが心地よい」と感じる瞬間

―― それが、プラーナとつながっている証拠です。

プラーナは、魂がこの身体に宿るための
“神聖な息吹”。


おわりに

感情、感覚、エネルギー、プラーナ。

それぞれは違うようでいて、すべてはつながっていて、
どれもが「わたし」という存在の奥深い響きを
伝えてくれています。

思考だけではわからない“魂の声”に、
そっと耳を傾けてみませんか?

あなたの中に流れているその感覚が、
ほんとうの“わたし”へと導いてくれるはずです。

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