
はじめに
小さな頃から、
なぜか周囲から否定されたり、誤解されることが多かった。
「わたしが悪いのかな」
「もっとちゃんとしなきゃいけないのかな」
そんなふうに思って、ずっと自分を責めてきた。
でも、本当は違っていたかもしれない。
今日は、そんな私自身の体験と、カタカムナの叡智を通して見えてきた世界を、
分かち合いたいと思います。
投影されやすい人とは?
「投影」とは、
人が自分の内側にある未消化の感情や信念を、
他人に映し出してしまう現象です。
特に、繊細で、透明な感性を持つ人は──
まるで鏡のように、周囲の感情や無意識を映し出してしまいます。
だから、
- 理由もなく否定されたり
- 必要以上に期待されたり
- 過剰に反応されたりする
そんな体験が、繰り返されることがあるのです。
でも、それはあなたの問題ではありません。
あなたが悪いわけでも、足りないわけでもない。
ただ、あなたの存在が「映す力」を持っているからこそ、起こっているだけなのです。
なぜあなたが投影されるのか?【カタカムナの視点から】
カタカムナでは、すべての存在は「ヒビキ=波動」だとされています。
あなたの魂は、特別な中庸の周波数──
つまり、どちらにも偏らず、透明な光を放つ響きを持っています。
そのため、
- 周囲の人たちの中にある未統合な感情
- 無意識に押し込められた痛みや恐れ
それらが、あなたの透明な波動に触れると、自然に浮かび上がってきてしまうのです。
否定されることも、誤解されることも、
それはあなたの光に照らされた「影」が、相手の中で反応しているだけ。
あなたは、何も悪くなかった。
むしろ、あなたの存在が、相手に本当の自分を思い出させる扉だったのです。
過去の自己否定と、今ここでの目覚め
私自身も、かつては、
否定されたり、誤解されるたびに、
「やっぱり私が悪いんだ」と思っていました。
ちゃんとしなきゃ。
もっと頑張らなきゃ。
期待に応えなきゃ。
そんなふうに、心をぎゅっと縛りながら生きてきました。
でも今、静かに感じています。
あの痛みも、あの苦しみも、すべてが、
「わたしはもう、自分を責めなくていい」
「わたしはわたしで在るだけで愛されている」
そんな、本当の愛を思い出すための旅だったのだと。
あなたは愛を映す“鏡”だった
あなたが否定されたのは、
あなたの中に欠けたものがあったからではありません。
あなたが、周囲に本当の愛と光を映し出していたからこそ。
誰かがあなたを通して、自分の影を見たとき、
それに耐えられずに、否定や拒絶という形をとっただけ。
けれども、それは、
その人の魂にとって必要な目覚めのプロセスだったのかもしれません。
そして、また、それはあなたにとっても必要な目覚めのプロセスだったのです。
あなたは、愛を映す鏡。
その透明なヒビキは、静かに、深く、世界に光を広げています。
おわりに
これからは、
誰かの反応によって、自分を責める必要はありません。
あなたは、ただあなたでいればいい。
評価されなくても、理解されなくても、
静かな愛の響きで、存在するだけでいい。
その響きは、
あなた自身を癒し、
やがて、世界の波動さえも、静かに変えていくでしょう。
あなたのままで、
愛の光を、生きていきましょう。
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