
内観して、インナーチャイルドと向き合って、
感情を感じ切って癒す――
そんなスピリチュアルな癒しのプロセスを
大切にしてきたのに、
ふと気がつくと
「どうして、私の現実は変わらないんだろう?」と
ため息をついていませんか?
もしかしたらそれは、
癒しそのものが目的になってしまっている状態、
つまり“癒しの沼”に
そっと足を取られているサインかもしれません。
癒しは、とても愛しいプロセス
最初にお伝えしたいのは、癒しの時間は決してムダではないということです。
むしろ、自分を大切にする愛のプロセスです。
過去の傷にそっと手をあてて、インナーチャイルドに
「よく頑張ったね」と声をかけてあげる。
そんな優しい日々を重ねてきたあなたは、
本当に素晴らしいと思います。
私自身も、長くそのステージにいました。
けれども、だからこそ見えてきた「落とし穴」があるのです。
癒しの心地よさが、立ち止まらせてしまうことも
癒しが起きたとき、脳はオキシトシンやセロトニンなどの
“安心”を感じるホルモンを分泌します。
涙を流してスッキリしたり、
気づきを得て心が軽くなったり…
その瞬間は、本当に心地よいですよね。
けれども、その心地よさに包まれるあまり、
知らず知らずのうちに「変わらない現実」に
とどまってしまっていることもあるのです。
感情とホルモンはつながっている
もう少し詳しく説明すると…
脳は、感情を感じるたびにホルモンを出します。
このホルモンたちは「安心」「つながり」「ぬくもり」を
感じさせてくれるもの。
だから私たちは、癒しのプロセスの中で、
本当に“愛されているような感覚”になれたりします。
でも脳にとっては、
「ホルモンが出ている=心地いい=安全」
という信号。
すると、たとえ前に進めていなくても、
「この場所にいることが正解」と
無意識レベルで感じてしまうんです。
頭では「変わりたい」と思っていても、
体と脳は「このままが心地いい」と言っている。
そんな無意識のズレが、
あなたを現状に留まらせているのです。
「変わるのが怖い」気持ちを、癒しで包み隠していない?
もし最近こんなふうに感じているなら、
あなたの魂がそっとメッセージを
くれているのかもしれません。
・何度も内観しているのに、また同じテーマが出てくる
・涙は出るのに、なんだか空しさが残る
・「まだ癒しきれていない気がする」と思ってしまう
・現実は変わっていないのに、癒しばかりを求めてしまう
もしかすると今は、
「変わるのが怖い」気持ちを、
“癒し”という安心感で
包み隠している状態かもしれません。
不完全なままでいい。進む許可を自分にあげよう
完璧に癒しきるまで、前に進んじゃいけない。
そんなふうに、自分にブレーキをかけていませんか?
本当は、癒しながらでも進んでいい。
不完全な自分のままでも、未来を創りに行っていいんです。
それを許してあげられたとき、
あなたの中で「癒しのステージ」は、
優しく終わりを迎えていきます。
癒しから創造へ
癒しは愛のプロセス。
そして、創造もまた愛の表現です。
どちらにも同じ愛のエネルギーが
流れています。
そうであるなら、これからの人生を
あなたはどちらを選び続けながら生きますか?
今ここから、「私はどう在りたいか」
「どんな未来を創りたいか」に
意識を向けてみてください。
そして、もしその一歩が怖いときは
不安を抱えているご自身を責めずに
ただここに存在していることを
感じてあげてください。
あなたがあなた自身に戻った時、
前に進むパワーは湧いてきます。
内なる力を信じてあげてくださいね。
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