こんなに内観してきたのに、なぜ現実が動かないの?

こんなに内観してきたのに…

もう何年も心の内側を見つめてきた。

感情と丁寧に向き合ってきたし、
傷ついたインナーチャイルドを癒すワークも
たくさんやってきた。

他人軸を手放し、
もっと「本当のわたし」で生きようと意識してきた。

それなのに──
「現実が動かない」
「変わるはずの何かが、変わっていない」

そんなふうに感じたことはありませんか?


内観だけでは、現実は動かない理由

私も以前、長い間、内観ばかりをしていました。

「今の自分ではまだ早い」
「もっと整えてからじゃないと…」

そう思って、いつまでも“準備中”の場所にいたのです。

でもある時、ふと気づきました。

どれだけ内側を整えても、
行動しなければ外の世界とはつながらないということに。

それはまるで──

・完璧に耕された土に、種を植えたのに、
水をあげないまま待っているような状態。

・何度も磨かれた宝石が、
誰にも見せられずに引き出しに
しまわれたままのような状態。

内観は「内側の整備」

そして、行動は
「世界と響き合うためのスイッチ」なんですよね。


行動することで見えてくる「本当の癒し」

けれども、内観を深めた人ほど、行動が怖くなりやすいんです。

「まだ整っていないかもしれない」

「こんな自分が動いても、
誰にも求められていないんじゃないか」

そんな思いが、奥のほうから静かに囁きます。

でも、実は──

行動してみて初めて、
癒しきれていなかった場所に気づけることがあるんです。

つまり、行動そのものが“最終的な統合の場”になる。


私自身の体験から

私も、「整ってから動こう」と
思っていた時期が長くありました。

「いつか」と思いながら、
時期を延ばしていたんですね。

ですが、このままでは数年後も同じままだと
いうことに気づき、
ようやく起業という行動を始めました。

けれども、最初は全然お客さまが来なかったんです。

それがまた不安で
「何がまだ足りないんだろう」と悩んで…
また内観に戻っていました。

そんなループを何度か繰り返して、
ようやく気づきました。

外にばかりエネルギーを向けようとしていた自分が、
内側で乾いていたことに。

私は「整えていたつもり」だったけど、
本当はまだ「怖くて動けない自分」が残っていたんです。

そこに気づいて、自分の中心に戻った瞬間。

不思議と、申し込みが入り
現実が動き始めました。


内観+行動=真の変容

癒しと行動。

どちらか一方だけでは、循環は生まれません。

癒しだけでは現実が止まり、
行動だけでは自分が枯れていきます。

だからこそ、
「内観しながら、行動する」というスタンスが、
本当の意味での“魂の目覚め”と
“現実の変化”をつなぐ鍵になるのだと思います。


さいごに

もしあなたがいま、
「もう十分、内観してきた」
「それでも現実が変わらない」と感じているのなら…

どうか、自分の光を少しだけ
“外の世界に向けて”みてください。

完璧じゃなくていいんです。

怖さがあっても、優しさとともに、
一歩を踏み出してみてください。

現実は、ただ変えようとするものではなく、
あなたの内なる光が“行動を通して”
あらわれる場だから。

その一歩が、あなたの世界を
静かに動かし始めるはずです。

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