
本当のわたしに、そっと還るとき。
「ビリーフから自由になるって、
何かを変えることだと思っていました。」
けれど、それは違っていました。
変わるのではなく、思い出すことだったのです。
わたしは、こんな人間だと思っていた
- 頑張らないと、愛されない
- 気を遣わなければ、嫌われてしまう
- 誰かの役に立たなければ、生きている意味がない
そんなふうに思っていた過去が、
わたしにもあります。
もしかしたら、あなたも、
どこかで似た感覚を抱えていたことが
あるのではないでしょうか?
それらは、ビリーフ(思い込み)と呼ばれるもの。
過去の体験、家族との関係、社会の中で——
「そうするしかなかった」時期があったからこそ、
自然と身につけてきたものです。
ビリーフは、幻想の眼鏡
それは、まるで曇ったレンズのようなもの。
そのレンズをかけたまま世界を見れば、
「もっと頑張らなきゃ」
「わたしはまだ足りない」
と、思えてしまいます。
けれども——
そっとその眼鏡を外してみたら、
世界の色が変わって見えたんです。
ほんのり朝日が差し込む
カーテン越しの光のように、
「もう、がんばらなくていいんだよ」
と教えてくれる、やさしい世界がそこにありました。
書き換えるより、“ほどいてゆく”
自己啓発やコーチングでは、
「ビリーフを書き換えて、
理想を叶える」ことが主流かもしれません。
けれど、わたしのセッションに来られる方は、
「書き換える」という強さよりも、
「ほどいてゆく」というやさしさを
必要としている方がほとんどです。
ビリーフを外すと、
なにかを「足す」必要がなくなる。
「わたしはそのままで、もう満ちていた」
そう気づけるのです。
わたしに、還る旅
本来のわたしたちは、愛の存在です。
誰かの期待を背負わなくても、
いつも誰かの役に立っていなくても、
揺らぐことのない愛の存在です。
それを思い出せる場所に、
そっと身を置くこと。
わたしたちは人生を通して
その在り方に還る旅をしています。
いま、人生の“転換期”にいるあなたへ
- しっかりして見えるけれど、心の奥が揺れている
- 空気を読んできたけれど、本当はもう、少し疲れている
- 「これからの人生、わたしらしく生きたい」と願っている
そんなあなたへ。
わたしのセッションや綴る言葉が、
ほんの小さな “還るきっかけ” になれたらうれしいです。
この内容が心に響いているあなたは
「わたし」に還る旅を
いま、静かに歩き始めています。
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